流産手術の日②

 

続きです。

 

 

ベッドで手術室前室で旦那さんとバイバイ。

あれ、割とあっさりでした。

 

 

前室でちゃんと赤ちゃんにさよならしなきゃと思って心の中で「ばいばい、またね、また来てね」って話しかけてたら急に涙がぶわっと出て来た。

看護師さんが我慢しなくていいよって言ってくれて、声をあげて泣いた。

 

そのまま泣きながら手術室へ。

手術台に上がって、準備を整えたら点滴から麻酔が入る。

口と腕のあたりがビリビリしてすぐ落ちました。

ああ、これで赤ちゃんとさよならかあ、さみしいなあと思いながら落ちてったかな。

 

 

 

 

声が聞こえる、ベッドの上?動いてる。ああ、終わったんだ。

手術は無事終了。旦那さんのお礼の声が聞こえる。

 

気がついたのは病室に戻ってから。

無事に終わったよ、って旦那さん。

 

赤ちゃんとちゃんとさよならしてきたよ、また来てねって言ってきたよって言ったら旦那さん泣いてたな。

 

 

14時くらいかな。

だんだん意識が戻ってきて、お腹が痛いことに気がついた。

重ーい生理痛みたいな感じ。

普段から生理痛は重いけど、一番辛いときより痛いくらいの痛み。

看護師さんに言って痛み止めの座薬を入れてもらった。

薬が効くまで30分くらいの間痛くて泣いてたけど、だんだん効いてきて楽になってきた。

 

それから看護師さんに付き添ってもらってトイレにも行けた。

でもまだフラフラしてた。

 

15時くらいに軽食が出た。ありがたい。

前日の11時からは絶食。

当日の7時からは絶飲。喉乾いたしお腹減ってた。

 

旦那さんがチョコも買ってきてくれてチョコもつまんで、だんだん元気が戻ってきたよー。

 

そしてもう一回トイレにも行けて、看護師さんからOKが出て、16時頃退院。

 

タクシーで10分くらいで帰宅。

 

それが病室で歩いて大丈夫だったのに、まだ麻酔抜けてなかった、、。 

タクシーに乗るまで病院内歩いただけで、クラクラして気持ち悪くて、吐きそうになった。

家の前でタクシーを降りてしゃがみこむ。

 

旦那さんに抱えられながら家に入って、着替えてすぐベッドに入って休むことにした。

 

 

長い長い一日がこれで終わり。

一日付き添ってくれた旦那さんにはほんとに感謝しかない。

見てる方も絶対辛かったよね。

ほんとにありがとう。

 

仕事は体調を見ながら復帰を考えます。

とりあえず手術日は火曜日で今週はお休みをいただきました。

 

 

流産手術の日 ①

さて、手術日当日。


ここの病院では日帰りの入院にて流産手術となりました。

手術時には緊急時のために付き添いが必須とのことで旦那さんが仕事を休んでついて来てくれました。


ちなみに両親は遠方のため、来れなかったです。かなり心配かけてしまいました。




朝8時半に外来受診。

朝一のエコーで赤ちゃんと最後の対面。

と言っても姿も確認できないくらいだったんだけど、悲しさが強くてあんまりよく画面見れませんでした。


状況に変わりはなく、予定通り手術することに。


今日一日何をするかというと、この後は


子宮口を開く処置をして4時間ほど待機

午後から手術(全身麻酔)

麻酔が抜けて経過が良好なら夕方に退院


となります。


まずは前処置です。もうこれが、ほんっとうに、今まで経験した中で一番の痛みだと思う。

ラミセル?の挿入、信じられないくらい痛かったです。意識が遠のいて、冷や汗がぶわっと。

内診台の上で痛みで泣きました。


それから車椅子に乗せられ入院の手続きへ。

ちょっと、これ先でもよかったんでないかい?

意識が遠のく中、署名したり説明受けたりして手続きしました。


それから少しして病棟からお迎えがあり、入院。

ベッドで休めてなんとか血の気も戻って来て、入院着に着替えたり点滴を打ったりと着々と準備が進められて来ます。


前処置の痛みがやっと治って来たというところで11:30頃手術室へ。

ベッドのまま連れていかれました。




つづく


流産確定

紹介状を持って大きな病院を受診。


前の病院は手術等の処置ができない小さな病院だったので。。


初診受付をして待合室で待つ。

土曜日だったので旦那さんも来てくれた。


周りはお腹の大きい妊婦さんばかり。

みんな順調でいいなあ、あたしもああなるんじゃなかったのかなあなんて思いながら待っていた。


やっと呼ばれて診察室へ。

エコーで確認するも、


やっぱり。赤ちゃんの姿はほぼ無し。

心拍も確認できず。


診断は「稽留流産


ネットで何回も見たこの言葉。

妊娠の10%〜15%の確率で起こる、卵の染色体異常が主な原因となる流産。


まさか、周りが健康に順調に出産している中、こんなことって低確率だしなかなか起こらないでしょっておもってた。


まさか、自分に起こってしまいました。


8割覚悟はして受診したので、受け入れて今後のことを考え始めようとしたけど


涙が止まらなかった。。

先生と看護師さんの前で号泣。

落ち着いてからまたお話ししましょうとのことで一旦待合室に戻るも、周りは妊婦だらけ。気まずさから旦那さんと足早にロビーへと移動。


 ひとしきり泣いてから、少し落ち着き、旦那さんと手術日を相談し決定。

早い方がいいよねとなって翌週の火曜日(月曜は祝日の週でした)に手術となりました。 


実はその2週間後に結婚式を控えてまして。

早めの手術にし、体調を整えようということになりました。




あーあ、仕事お休みしなきゃ。

どんくらい休めばいいのかな、上司と一部の女子社員しか妊娠は知らせていなかったので、他の人たちは長期間休んだらなんて思うんだろ。やだなあ、嫌な噂されるのかなあ。



あーあ、涙が出るなあ

初めての妊娠



9月頭に妊娠発覚。

生理が来たと思ってたけど1日で出血が止まり、その後はダラダラとおりものシートに少しだけ血がつく程度、

血が止まって3日後、生理周期が乱れることなんてなかったのでまさかと思い妊娠検査薬を試す。


うん、薄く陽性が。


あまりの衝撃に震える。すぐ近くの産婦人科を検索して行ってみると、妊娠は確実だと。でもまだエコーでは何も見えません、2週間後に来てくださいとのこと。


つわりは全くなく、食欲がないのみ。


2週間後病院に行くと今度は袋が見えた!

でも赤ちゃんの存在はまだ見えず。不安。


そして2週間後、心拍確認できるかなあとドキドキして病院に。

すると心拍どころか姿もまばら、赤ちゃんはたぶん、これなんだけど、心拍は見えませんね。


2週間経ってこの状態だと流産の可能性が高いと言えますと。


あーそうか、、


あー、やっぱり、か


他の病院で診てもらうことになって紹介状をもらって帰宅。



やっぱりかって思っても、一度は期待した赤ちゃん。家に着いたら大泣きして、悲しくて悲しくて、辛くて


旦那さん言ったら旦那さんも泣いてた


でもまだ望みがなくなったわけじゃないし、次の病院の予約をと、無理にでも前を向こうとおもったけど


だめだ。涙が溢れてしまってこれじゃあ仕事に行っても心配されるだけだし、あたしのメンタルでは耐えられないや、

ごめんなさい、次の病院まで2日間お休みしてします。



母さんに電話した時、すでに落ち着いてたけど、声を聞いた瞬間どばーっと、気持ちが溢れてしまって泣いてしまった


ごめんなさい、心配かけてばっかりで


明日病院に行って診てもらって、やっぱり流産なのか、生きてるのか、


あたしのせいじゃないにしても、一度宿った命が消えてしまうのはほんとに悲しい


隠れてただけだよね、ほんとはもっと成長してるよね?



ブログ開始。はじめまして

はじめまして。




先月妊娠が判明し1ヶ月の妊娠生活を経て


稽留流産と診断されました。


そして流産手術を受けて、自宅養療中です。


自分の経過が一般的なのか、なんなのか


ネットでいろんな記事を見ましたがやはり人の体は個人差があるのですね。


私の経過も一例として同じような経験された方の情報となればいいなと思い、


また私の備忘録となればと思い、


つらつら書いていこうと思います。


よろしくお願いします。